行政書士の勉強の始め方|初学者が取り組んだ科目順と肢別過去問の使い方

資格試験(行政書士)

行政書士試験の勉強を始めようとしたとき、最初に悩むのが「どの科目から手をつけるか」ではないでしょうか。この記事では、法律初学者の50代が実際に取り組んだ科目の学習順序と、肢別過去問集を使った勉強サイクルを紹介します。

最初に取り組んだ科目:行政法(行政手続法から)

行政書士試験の出題範囲は、憲法・行政法・民法・商法会社法・基礎知識と幅広くあります。どこから始めるかで、早い段階で心が折れるかどうかが決まります。

私が最初に取り組んだのは行政法の中の「行政手続法」です。YouTubeの「ゆーき大学」チャンネルで推奨されていた順序に従いました。

行政手続法は比較的シンプルな構造で、問題文も読みやすく、初学者でも取り組みやすい分野です。一方、行政法の冒頭にある「総論」から入ると知識が広すぎて挫折しやすいので注意が必要です。

基本の勉強サイクル

主軸に置いたのは肢別過去問集(合格革命)です。1問1答形式で、スキマ時間でも取り組めるのが最大のメリットでした。

  1. 肢別過去問集の○×問題を解く
  2. 答え合わせをして解説を読む
  3. 理解できない箇所はテキストで確認
  4. 関連するYouTube動画があれば補足視聴

最初は「なんとなく解けた」程度の曖昧な理解でも、このサイクルを繰り返すことで少しずつ知識が定着していきました。

科目ごとの取り組み順序と感想

①行政法(3月〜5月)

行政手続法→行政不服審査法まではスムーズでしたが、行政事件訴訟法あたりから問題文の意味が理解できなくなりました。この最初の壁を越えるために、テキストに戻りながら地道に繰り返しました。

②民法(4月〜5月)

民法は範囲が広く、1周目はほとんど頭に入りませんでした。問題文の意味自体がわからず、○×をつけるだけでも時間がかかる状態でした。この時点で「民法は苦労しそう」という直感を持ちましたが、その直感は的中しました。

③憲法(6月)

中学の公民や大学の教養科目の記憶があり、なんとなく解けると楽観視していましたが、実際は判例問題が多く、一般常識では通用しませんでした。特に人権分野の判例は覚える量が多く、初学者には地道な暗記が必要です。

勉強初期に集中力を保つための工夫

勉強を始めたばかりの頃は、スマホやテレビが気になってなかなか集中できませんでした。有効だったのは、YouTubeの集中用BGM(河野玄斗さんのチャンネルなど)を流しながら取り組む方法です。

平日30分〜1時間、土日2〜3時間という学習量からのスタートでしたが、肢別過去問集はスキマ時間にも使えるため、習慣化しやすかったです。

4ヶ月間1周してわかったこと

3月から6月末にかけて行政法・民法・憲法を1周した時点での感想は「全然わかっていない」でした。ただ、何度も触れることで問題文に慣れる・解説に慣れるという効果はあり、2周目以降は理解が格段に深まりました。

独学の場合、1周目で理解できなくても問題ありません。繰り返し解くことで記憶が定着するという前提で、焦らず進めることが大切です。

まとめ

  • 最初の科目は行政法の行政手続法から始めるのがおすすめ
  • 主教材は肢別過去問集。スキマ時間に使いやすく、繰り返しに向いている
  • 1周目は理解不足でも問題なし。繰り返しで知識は定着する
  • 民法は難しいが配点が高い。後回しにしすぎず、早めに着手するのが得策

行政書士試験の独学にかかった費用の全内訳はこちらで公開しています。

👉 行政書士を独学で受けると費用はいくら?初学者が実際にかけた教材費を全公開【総額約7万円】

実際の9ヶ月の勉強スケジュール全体や、GWの過ごし方については下記の記事で詳しく書いています。

👉 行政書士を独学9ヶ月で合格したスケジュール全公開|GWが合否を分けた50代社会人の体験談