50代にして法律をまったく勉強したことがない状態から、独学で行政書士試験に挑戦しました。
「独学だとどのくらいお金がかかるの?」という疑問は、これから行政書士を目指す方なら誰もが気になるところだと思います。この記事では、私が実際に購入した教材の費用をすべて公開します。
結果は、自己採点で記述抜き188点に到達。費用を惜しまず必要なものに投資した結果だと感じています。
先に結論:独学の総費用は約7万円
| カテゴリ | 費用 |
|---|---|
| テキスト・問題集 | 約14,630円 |
| 市販模試(書籍) | 約4,620円 |
| LEC 模試パック(7回分・自宅受験) | 22,000円 |
| アガルート 直前ヤマ当てフェス | 15,446円 |
| アガルート 準用スピードマスター講座 | 2,069円 |
| 受験料 | 10,770円 |
| 文房具・その他 | 数千円 |
| 合計 | 約69,535円+文房具類(≒7万円) |
「独学なら安く済む」と思われがちですが、模試や直前対策に投資すると5〜7万円程度はかかるというのが実感です。
使ったテキスト・問題集
合格革命 行政書士 基本テキスト(早稲田経営出版) / 3,190円
行政書士の独学テキストの中で最もメジャーな1冊です。全ページカラーで読みやすく、条文・判例がコンパクトにまとまっています。初学者がまず手に取るべきテキストとして、多くの合格者が使っています。
選んだ理由:書店で実物を手に取ったとき、見やすさと情報量のバランスが良かったため。
合格革命 行政書士 肢別過去問集(早稲田経営出版) / 3,850円
過去問を「肢(選択肢)ごと」に分解して○×形式で解ける問題集です。行政書士試験の独学では、この問題集を繰り返し解くことが合格への最短ルートと言われています。
選んだ理由:肢別で1問1答形式のため、スキマ時間に取り組みやすいと評判だったため。
合格革命 行政書士 基本問題集(早稲田経営出版) / 2,860円
5肢択一形式の問題集。実際の試験形式に慣れるために使用しました。
TAC出版 みんなが欲しかった!行政書士の判例集 / 3,080円
行政書士試験では判例問題が頻出です。判例のイメージをつかむために導入しました。図解が豊富で、初学者でも理解しやすい1冊です。
合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集 / 1,650円
記述式と多肢選択式に特化した問題集です。記述式は配点が大きいため(60点分)、対策は必須です。記述式は「書き方のパターン」を覚えることが重要で、この問題集で型を身につけました。
六法について
六法は購入しませんでした。基本テキストに別冊六法が付属しており、それで十分でした。独学でも六法を別途買う必要はないと感じています。
使った市販模試
合格革命 行政書士 法改正と直前予想模試 / 1,760円
法改正対策と予想問題が1冊になったコスパの良い模試です。
LEC 出る順当たる!行政書士直前予想模試 / 1,760円
LECの模試3回分が収録されています。本試験に近い難易度で、実戦感覚を養うのに役立ちました。
LEC 模試パック(全7回分・自宅受験) / 22,000円
費用の中で最大の支出のひとつです。LEC公式サイトから購入できる自宅受験用の模試セットで、本試験と同形式の問題を7回分解くことができます。
回数をこなすことで時間配分の感覚と問題形式への慣れが身につき、直前期の得点アップに直結しました。独学の場合、模試の量を増やすことが弱点発見に非常に有効です。
資格スクエア「憲民行」実力測定模試 / 1,100円
憲法・民法・行政法に絞った模試。苦手科目の確認に使いました。
予備校の直前講座
アガルート 行政書士試験2025 直前ヤマ当てフェス / 15,446円
費用の中で最も大きな支出がこれです。アガルートが試験直前に開催するオンライン講座で、頻出論点を集中的に学べます。
独学の弱点は「どこが本当に重要か」の見極めが難しいこと。このフェスで「試験に出る可能性が高い論点」を効率よく確認できたことが、自己採点188点(記述抜き)につながったと感じています。費用はかかりますが、費用対効果は高かったと実感しています。
アガルート 準用スピードマスター講座 / 2,069円
夏の時期に購入した比較的安価な講座です。行政法の「準用」関係を整理した内容で、非常に役立ちました。2,000円程度(当時は割引がありました)で購入できるコスパの高い講座です。
受験料
行政書士試験の受験料は10,770円(令和7年度現在)です。これも忘れずに計上しておきましょう。
独学 vs 通信講座、費用はどう違う?
独学で約7万円かかるとお伝えしましたが、通信講座と比較するとどうでしょうか。
| 費用の目安 | 特徴 | |
|---|---|---|
| 独学 | 5〜8万円 | 自分でスケジュール管理が必要。費用は安いが非効率になりやすい |
| 通信講座(スタディング) | 約4〜5万円 | スマホで学習可能。独学より安く、サポートあり |
| 通信講座(フォーサイト) | 約5〜7万円 | フルカラーテキストと動画講義のバランスが良い |
| 通信講座(アガルート) | 約8〜15万円 | 合格特典(全額返金)あり。手厚いサポート |
| 予備校通学 | 15〜30万円以上 | 費用が高い。ただし合格率は高め |
実は、通信講座と独学の費用はそこまで大きく変わりません。むしろ通信講座の方が、学習の無駄が少なく効率的に合格を目指せる可能性があります。特にスタディングはスマホ1台で完結するので、働きながら勉強する社会人に人気です。
まとめ
行政書士を独学で受験する場合、テキスト・問題集・模試を合わせると約5〜7万円が目安です。
- テキスト・問題集:約14,630円
- 市販模試(書籍):約4,620円
- LEC 模試パック(7回分・自宅受験):22,000円
- アガルート 直前ヤマ当てフェス:15,446円
- アガルート 準用スピードマスター講座:2,069円
- 受験料:10,770円
- その他(文房具など):数千円
- 合計:約69,535円+文房具類(≒7万円)
費用を抑えたい方は通信講座(スタディングなど)との比較も検討してみてください。法律初学者の50代でも、適切な教材と学習計画があれば、記述抜き188点まで到達できました。これから挑戦する方の参考になれば嬉しいです。

