みなさんこんにちは!将来「小ぎれいなじいさんになる」ことを目標にスキンケアを継続し、その方法や結果を報告している中年男性ですが、「たくましいじいさんになる」という別の目標にも取り組んでいます。「たくましいじいさん」となるため、趣味のマラソンで目標を掲げています。それは・・・”サブスリー”すなわち、”マラソンを3時間未満で走る”ということです。ちなみに、人生では1度、2023年にサブスリーを達成しています。しかし、その後は、記録が落ちる一方でしたので、以前報告したように、走法をストライド走法からピッチ走法にシフトしようとしているところです。今回、2月にフルマラソンを走りましたので、その結果と解析をお届けします。
マラソン結果:サブスリー復活ならず

タイトルに書いたように、残念ながらサブスリー復活はできませんでした。
タイムは3時間9分33秒(自分の時計での記録)でした。
上の表に、今回のマラソンの5kmごとのタイム、ピッチ、ストライド、1kmあたりの平均時間を示します。前半からピッチは目標の185~188spmに達していません。一方で、ストライドは若干抑え気味で前半は約1.29mで走れています。前半は比較的目標(ピッチ:185~188spm、ストライド:1.28mくらい)に近いペースで走れています。一方で、20km以降は、ストライドがさらに短くなり、ピッチも終盤は落ちてしまっています。特に35~40kmの区間では、ピッチが179spm、ストライドが1.14mとなり、いずれも落ちてしまっています。このような状況になっては、もはやピッチ走法、ストライド走法という以前の問題です。
なぜ?このような状況となったのか?シンプルに「体力、筋力が落ちている」ということです。実際に、ハーフを過ぎたくらいから、太ももの前の部分が張りだしてきて、着地の度に軽い筋肉痛のような痛みがありました。練習は、あまり変わらず200~250km/月は走っているのですが、加齢に伴う筋力の衰えなどを考慮するともう少し月間の走行距離を伸ばす必要があるのだと考えます。
ゴール後に同年代のサブスリーランナーと話した時に、「月間500kmは最低走る」とか「月間600kmくらいは走るよ」と聞きましたので、明らかに月間200~250kmは少ないのだと感じました。一方で、単純に月間の走行距離を伸ばし、「距離に対する不安の解消」、「走ることによる筋力強化」が出来ますので、いきなり月間500kmは難しくても300~350kmを目標にしっかりと練習を積みたいと感じました。
今回のマラソンでわかったこと
今回のマラソンでは、ピッチ走法へのシフトを試みました。前半はほぼ設定通りに走れたと思っていますが、後半は失速してしまいました。
ただ、失速したのですが、何とか粘ることができ、約1年半ぶりに3時間10分を切ることができました。
前出の表は自分の腕時計の記録に基づいて書いていますが、実際の公式記録では40km~フィニッシュの区間を10分10秒で走れています。最後に若干ペースを上げることができたのは、普段と比較してストライドを伸ばさずに、ピッチを上げて走りある程度セーブできたおかげだと考えています。
したがって、ストライド走法からピッチ走法へシフトするという戦略自体は間違っていなかったと考えます。特に中年ランナーの私にとってはそのことを体感できたのは十分な収穫でした。このシフトの検討、マラソン2週間前に思いついて少し練習しただけでしたので、まだまだ、ピッチ走法が自分のものになっておらず、ピッチが不安定でした。今後は、練習でしっかりと自分に合ったピッチとストライドを身に着けていきたいです。
新しいシューズは合っているのか?
今回のマラソンでは、思い切ってシューズを変更してみました。この数年はナイキの「ズームアルファフライ」を履いて走っていましたが、ミズノの「ウェーブリベリオンプロLow」に変更してみました。
これまで履いていたナイキのシューズは、ストライドを伸ばすのには適しているのですが、中年ランナーの私にとっては脚へのダメージが大きいような気がしました。新しいミズノの「ウェーブリベリオンプロLow」は脚へのダメージが軽減できたように感じています。ただ、おそらくもっと速いペースで走ることが想定されているため、私が走るのが遅く、ちょっとペースが上がると速くなりすぎ、ピッチが安定させるのが難しかったです。まだ、このシューズを履きこなすだけの体力、筋力が足りていないようでした。
ただ、フィーリングは悪くないので、次回以降もこのシューズで挑みたいです。
マラソンのレビューに必要なデータ解析
普段の練習から、スマートウォッチのGarmin「Forerunner255」を着用しています。「Forerunner265」が発売されてからはあまり売られているのをみませんが…
スマートウォッチでは、走った距離、速度、心拍数、ストライド、ピッチ等の様々なデータが記録されます。記録が落ちる一方であったときは、データをよく見ていませんでしたが、走ったマラソンをレビューする際には非常に役に立ちます。シューズを変えたときにもストライド、ピッチ、上下動等を比較することができますので、非常に有用です。ただし、しっかりと確認して次につなげることが大切です。
また、マラソンとはあまり関係ありませんが、睡眠スコア(睡眠時間、質)なども測定でき、健康面へも役立つ情報が得られます。
以下に、リンクを張りますので、ぜひ使用して、マラソンでの記録向上を目指しましょう!
まとめ
「たくましいじいさん」となるべく、マラソンでサブスリー返り咲きを目指していますが、今回のマラソンは、残念ながら、記録は3時間9分台でした。
ピッチ走法へのシフトには一定の手ごたえを感じています。しかし、まだ、自分に合ったピッチが身についておらず、筋力、体力もサブスリーを達成するには足りていません。
今後は、月間走行距離の目標を300~350kmとして、しっかりと練習を積みたいと思います。
次回のマラソンは4月中旬ですので、そこでのサブスリー復帰を目指します!
最後までお読みいただきありがとうございました。次回もお楽しみに!