このブログは、40代・50代の中年男性が、新しいことに挑戦していく記録です。シミ改善のスキンケア、サブ4を目指すマラソン、そして資格試験。肌と体と頭を同時に立て直そうという、なかなか欲張りな実践記です。
そんな中で実はひとつ、これまでブログに一度も書いてこなかった挑戦があります。
社会保険労務士(社労士)試験です。
50歳になるにあたり一念発起して行政書士試験に独学で挑み、一発合格したのが昨年のこと。その勢いのまま、実はこの9ヶ月、ずっと社労士試験の勉強をしていました。行政書士の勉強法の記事を書いている裏側で、毎朝の机はすでに次の試験へ向いていた、というわけです。
そして2026年8月23日、ついにその本番を受けてきました。
結論から書きます。試験会場を出たときの私は「全然ダメだった」と思っていました。ところが後日自己採点したら、択一47点・選択33点。足切りもゼロ。近年の合格基準を上回る点数でした。
なぜこれほど体感と数字がズレるのか。しかもこれ、行政書士試験のときにもまったく同じことが起きています。今回は「試験直後の手応えは、驚くほどアテにならない」という話を書きます。
試験室を出たとき、思ったのは「これでしばらく勉強せずにすむ」だけだった
試験が終わって会場を出たとき、頭にあったのは達成感でも絶望でもありませんでした。
とりあえず、これでしばらくは勉強せずにすむ。
いったん落ち着きたい。
ただそれだけです。9ヶ月走り続けて、朝から夕方までの長丁場を終えた直後というのは、自分の出来を冷静に評価できる状態ではないのだと思います。頭に残っているのは疲労と、早く解放されたいという気持ちだけでした。
午前は手応えあり、午後は完全に手応えなし
科目ごとに振り返ると、午前と午後ではまったく感触が違いました。
午前の選択式は、基準点割れは回避できたという感覚がありました。今年は民法をベースとした問題?という出題もあり、行政書士試験を受けた経験がそのまま生きたのは大きかったと思います。法律科目をひと通り学んだ土台があると、初見の条文でも読み方が分かります。
問題は午後の択一式でした。正直なところ、最後の方に受けた模試を解いているときの感覚とほとんど同じで、手応えらしい手応えがありません。長い択一式を解き切ったあとに残っていたのは「できた」という確信ではなく、「あの問題、どっちが正解だったんだろう」というモヤモヤの方でした。
妻へのLINE「難しくて、全然ダメだった」——行政書士のときと一言一句同じ
会場を出て、私は妻にLINEを送りました。
なかなか厳しかったです!
これを書いたあとで気づいたのですが、私は行政書士試験のときも、会場を出た直後に妻へまったく同じ内容のLINEを送っていました。そしてその行政書士試験は、記述抜き188点で一発合格でした。
つまり私は、2つの試験で2回とも、同じ勘違いをしたことになります。
▶ 行政書士試験の自己採点結果と本番の解答戦略【記述抜き188点】
自己採点したら、択一47・選択33だった
数日おいてから自己採点しました。結果は次の通りです。
- 択一式:47点/70点満点(全科目4点以上)
- 選択式:33点/40点満点(全科目3点以上)
- 基準点割れはゼロ
近年の合格基準は択一43〜46点、選択23〜28点あたりで推移しています。それを上回る水準でした。
数字を見たときに湧いてきたのは、「やった、受かった」という喜びではありませんでした。
ああ、よかった。ちゃんと勉強で点数が取れるようになっている。
この安堵が一番近い感情です。9ヶ月やってきたことが、ちゃんと点数という形になっていた。それが確認できたことへの安心でした。
もっとも、社労士試験の合格基準は毎年補正が入りますし、合格発表は10月上旬です。結果はまだ分かりません。ここは正直に書いておきます。
なぜ体感と点数はズレるのか
2回続けて同じ錯覚をして、理由がはっきり分かりました。本番では、できた問題の印象が薄いからです。
スラスラ解けた問題は、記憶にほとんど残りません。一方で、こういう問題は強烈に残ります。
- 2択まで絞ってから迷った問題
- 見たことのない論点が出てきた問題
- 最後まで確信が持てないまま塗った問題
試験が終わったあと、頭の中を占領しているのはこの「引っかかった問題」ばかりです。だから全体の出来を、実際よりずっと悪く見積もってしまう。
言い換えると、試験直後の体感は「難しかった問題リスト」だけを眺めている状態で、その裏にある「淡々と解けた問題の山」はまったく視界に入っていないのです。
だから、直後の落ち込みは真に受けなくていい
2つの試験で2回とも同じ間違いをした人間として言えるのは、試験直後の「ダメだった」という感覚には、ほとんど情報価値がないということです。
- 自己採点をするまでは、結論を出さない
- 家族や友人に「ダメだった」と言うのは構わないが、自分でそれを信じ込まない
- 落ち込むのは、数字を見てからでいい
そしてこれは本番だけの話ではありません。模試でも、日々の勉強でも同じです。「手応えがない」という感覚は、実力の指標としてあまり当てになりません。
私は行政書士試験の勉強中、8月に「手応えが感じられない」という理由で心が折れかけたことがあります。そのときの話は別記事に書きました。
▶ 行政書士試験の8月に心が折れかけた話|50代独学者を救った娘の一言
勉強中の手応えも、本番の手応えも、どちらもアテにならない。信じるべきは、自分が積み上げてきた時間の方です。
まとめ、そしてこのあと書くこと
- 社労士試験の会場を出たとき、思ったのは「これでしばらく勉強せずにすむ」だけだった
- 午前の選択式は手応えあり。行政書士で法律を学んだ経験が生きた
- 午後の択一式は手応えゼロ。妻に「全然ダメだった」とLINEした(行政書士のときと同じ)
- 自己採点は択一47・選択33で足切りゼロ。体感は完全に外れていた
- できた問題の印象は薄く、迷った問題に引っ張られる。だから直後の体感は当てにならない
社労士受験編は、これからシリーズで書いていきます。なぜ行政書士の次に社労士だったのか、9ヶ月をどう戦ったのか(今回は完全独学ではありませんでした)、そして10月上旬の合格発表の結果。順に公開していく予定です。
今まさに自己採点を終えて落ち着かない気持ちでいる社労士受験生の方、そして11月の行政書士本試験に向かっている方の、どちらにも届けばうれしいです。
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