【行政書士試験挑戦④】独学初学者が最初に感じた高い壁

資格試験(行政書士)

みなさんこんにちは!将来「スマートなじいさんになる」ために、行政書士試験に挑戦した中年男性です。勉強を開始して、行政法、民法、憲法を1巡した段階で、気になってくるのが自分の実力。
今回は、6月末に実力を確認するために行った市販模試についてお届けします。

使用した市販模試

使用した市販模試は、合格革命2025行政書士法改正と直前予想模試(早稲田経営出版)の第1回
内容は、本番と同様で、法令択一、多肢選択、記述、基礎知識
制限時間は、3時間

模試の結果

記述抜きで120点、記述は20点くらいの採点で

合計140点でした。

合格点は180点なので、かなり絶望感が漂いました。しかも、時間がギリギリで、何とか最後に記述(記述問題は最後にしていました)を解き終わるくらいでした。

得点の詳細

記述抜きで得点できた内訳は以下です

基礎法学:1/2
憲法:2/5
行政法:10/19
民法:4/9
商法・会社法:4/5
多肢選択:6/12
基礎知識:6/14

模試の結果を受けての気持ち

正直、ガッカリしました。こんなに出来ないものか…と落ち込みました

今となっては、はっきりと理由がわかります。知識が全く中途半端でした。何となくこんなことが書かれていたなぁ…くらいのあいまいな記憶で挑んでいますので、正解するのは運・不運の要素で確実にわかっていて解けている問題が少なかったのです。(回顧録)

結果に対する迷いと焦り

結果は合格点とは程遠かったので、このままの勉強でいいのだろうか…、何をどうすればいいのか?…と考えてしまいました。実は、この時間が一番無駄でした…
しかし、1回模試をやって、このような気持ちの迷い、焦りが出てしまうのが、独学かつ初学者のつらいところ。もしかすると、このようなショックで勉強に見切りをつけてしまう方もいるのかもしれません。

私の場合、落ち込んだのですが、勉強が毎日の日課になっていましたので、継続して肢別過去問集2周目、3周目に突入し、粛々と○×問題を解くことができました。
肢別過去問集を主教材として選んだのが今となっては良かったのではないかと考えています。
落ち込んでも、忙しくても、少しの時間で勉強できるというメリットがあるように感じますし、分野ごとに分かれているので好き・嫌い、得意・不得意がだんだんわかってきて、勉強の濃淡をつけられる気がします。

この頃から、Youtubeで「ゆーき大学」以外のチャンネルも見るようになってきました。
よく見ていたのは、「資格スクエア」の森Tと「アガルート」の豊村講師の動画。
受験生向けの相談会なども見ながら、「他の受験生も同じような悩みを抱えているんだ」と安心し、講師から「今の時期は、ここまでできていれば大丈夫」的なことよく言ってくれるので、自然と焦りが消えました

独学かつ初学者ですので、他の受験生の情報を得る機会を無料動画で手に入れられました。特にライブ配信のときにコメント等はしていません。

ただ、このような動画を多く見ていると、出てくるのが受験生のVlog。
私はほとんど見ていませんが、何をどのくらい勉強したかをYoutubeに投稿する時間があるなら、まだ、勉強できるのではないかと感じてしまいます。でも、たまにサムネイルが気になる人がいたりはしました…


Youtubeは有益な情報が無料で手に入る反面、時間を費やして何も手に入らず、ネガティブな感情のみが襲ってくる可能性もありますので、注意が必要です。

その後の取り組み

得点の詳細から、先ずは配点の大きい行政法に注力することとしました。
模試では、あいまいな知識が多いことを痛感しました。一方で、問題文自体は分かりにくいことはなかったため、7月末までに行政法でもっと得点できるように、行政法の部分の肢別過去問集を中心に解くこととしました。

行政法を得点源にするという戦略は、結果としては功を奏したと考えています。
勉強初期の時点で、民法に苦手意識(嫌い)を持ったので、好きな行政法を伸ばそうと思った次第で、勉強も無事継続できました。

模試は何回受けたのか?

結局、合格革命の直前予想模試(3回分)に加えて、資格スクエアの憲民行の到達度模試(40問分)、LECの模試パック(全7回分)自宅受験を購入しました。さらに本当の直前期(10月中旬くらい)にLECの市販の予想問題(3回分+前年度本試験)も購入し実施。

LECの模試パックは、自分の実力を知るベンチマークとしてお勧めですと、アガルートの豊村講師がおっしゃっていたので購入しました。2週間に1回くらいのベースで本番と同じ形式の模試をするので、かなり大変でしたが、このベンチマークのおかげで、焦ることなく勉強を進めることができたような気がします。

まとめ

今回は、勉強がようやく1巡した段階で市販の模試をやってみた結果、そのときの心情、その後の立ち直り等についてお届けしました。
結果については、かなり落ち込んだのを覚えていますが、考えようによっては+40点で合格できるという風にも考えらえていた気がします。
この時点で、あきらめず、ひたすら肢別過去問集を解く勉強が日課として定着していたのが良かったと考えています。

次回はさらに、LECの模試パックを受けていきながら、勉強の中盤(夏場)をどう過ごしたかについてお届けします。次回もお楽しみに!