皆さんこんにちは、将来「小ぎれいかつたくましいじいさん」になることを目標にしていた中年男性でしたが、実は、2025年4月以降から、「スマートなじいさん」になることも目標に追加し、行政書士試験に挑戦していました。今回は、なぜ50歳を迎えるこのタイミングで、行政書士試験を受けようと思ったのか?その理由や決断のときの気持ちなどについて紹介します。資格試験を受けたいと迷っている方や目標を失った方等の励みになればうれしいです。
いま、やりたいことができているか?
もともと、研究員としてただただ研究を生業にしていたのですが、左遷をきっかけに仕事について、全くやる気が出ずに働いていました。
それでも、そこそこ仕事はこなしており、海外の案件も含め受注し、売り上げには貢献することができました。
でも、・・・
これが本当に自分がやりたかった仕事なのか?と常に自問自答していました。
会社員として保護された環境ですが、何となく他人に自分の将来を決められるのは嫌だなぁ…と考えるようになりました。
人生は自分で選択し、切り開いていくと考えたときに、自分で開業できる士業に挑戦してみようと考えたのがきっかけです。
パートナーの仕事に対する考え方とその準備
私のパートナーは、子育て中心の専業主婦をしていたときから、将来は自分で何か教育施設的なものをやりたいとずっと言っていました。
実際に、幼児や児童を対象とする「○○教室」の元の会社で契約社員として、教室運営を仕事としていた時期もあり、将来、独立したいという野望を常に持っていました。ずいぶん前ですが、そのパートナーの野望について当時、私は十分に理解できなかったため、反対していましたが、会社員としての人生に失望した今であれば、しっかりと背中を押しつつ、サポートできるのではないかと思っていました。
そんなパートナーですが、通信制の高校の教員をしていた時期に、境界知能(いわゆるグレーソーン)の生徒を見ることがあり、発達障害や特別支援学校などに興味を持ち、特別支援学校で教員として働けるように50歳を過ぎても勉強し、資格を取っていました。
パートナーが資格を取っていたことで、私も…と触発されたわけではなく、彼女は現在は放課後等デイサービスで働いており、将来、自分で施設を作りたいと言っています。そこで、そのような施設を開業するためにはどのようにすればいいのか?少ない情報の中から、行政書士が開業準備を手伝ってくれるということに行きつきました。
それであれば、私も行政書士になって、パートナーの開業をサポートしようと考えた次第です。しかし、皆さんご存じの通り、行政書士の勉強をしても残念ながら、開業手続きについては全く勉強する機会はありません。結局、開業の手続きをお金をもらってできるという資格であって、その素養を確認するという試験であることを後で知ることとなりました。
相続の仕事をやってみたい

もう一つ、別の理由が、「相続」に関する仕事をしてみたいと思ったからです。
私、個人の話ですが、数年前に父が他界しました。
父とは、大学進学時に家を離れ、そのまま年に2~4日程度、帰省時に顔を合わせて、少し話す程度でした。
急な話だったのもありますが、父がどういう思いで働き、家を買い、育ててくれたか、気持ちを聞いたことがありませんでした。
もちろん、遺言書もありません。
もっと、色々なことを聞いていれば良かったと後悔しています。生きている間は全くそのようなことを感じていませんでしたし、具合が悪い時期があったと聞いても、回復しているものだと信じて疑いませんでした。
人との別れは突然来るかもしれません。
少なくとも親の思いをしっかり子が聞ける、遺言書を作るというのはそのようないい機会なのではないかと私は思います。
他の人に、同じような思いをしてもらいたくない。遺言書を作るのをきっかけに親の思いを子に伝えたい。そのような機会を作ることができるのは、遺言書作成ができる士業となるので、弁護士、司法書士、行政書士に限られると思いました。
ということで、この中で一番資格として取りやすそうな行政書士に挑戦しようと考えたのもきっかけです。
踏み出す勇気と試したい自分
資格試験に踏み出すにあたり、投資(費用、時間)に対する効果を考える必要があります。
50代を迎える(決断したときは49歳)私にとって、残された時間は限られていました。
ネットを調べると、合格まで1~2年、私は工学博士であり、法律に関しては大学の一般教養で学んだ程度。
勉強が長期化すると、投資に見合う対価が得られる可能性が下がります。
一方で、これまでに述べてきた理由から、行政書士という資格に興味があり、実際に挑戦したいという気持ちが高まりました。仕事でやる気のない毎日を過ごしていましたが、行政書士として独立開業ということを考えるとワクワクする自分がいました。そして、思い切って家族に2月ごろ、「行政書士試験を受けて、合格するように勉強する!」と宣言しました。
会社に失望し、くさっていた中年男性が、再起にむけて一歩を踏み出すことを決意しました。
勉強に対する不安
法律という未知の領域で、勉強に対する不安はありました。
また、就職してから、資格試験に本気で取り組むという経験はありませんでしたので、勉強開始まではかなりハードルが高く、自問自答、葛藤があったのをよく覚えています。
ただ、家族にも宣言したし、もし資格が取れて、開業したら、パートナーの開業や困っている人の役に立てるという前向きな気持ちが自分を後押ししてくれたのをよく覚えています。
大学受験のときに、将来、大学に通っている自分をイメージすると、勉強が進むと言っていた、高校の先生の言葉と思い出しました。実際、私は高校のときそのようなイメージを持てなかったので、ろくに勉強もできず、地方の国立大へ進学することとなったのですが…
中年になって昔学んだことが役にたったと感じ、嬉しかったです。
まとめ
今回は、50歳を迎える中年男性が、なぜ行政書士試験を受けようと思ったのか、また、どんな気持ちで勉強を開始したのかについてお届けしました。
次回は、どの様に勉強を開始したのか?についてお届けします。
