紫外線から中年男性の肌を守る!1回に使う日焼け止めの量は1g

スキンケアの基本原則

将来、「小ぎれいなじいさんになる」ことを目標に、スキンケアを継続している中年男性です。目標である「小ぎれいなじいさん」の反対は悪い言葉になりますが「小汚いじいさん」。見た目の印象だけでいうと、シミとしわがしっかり目立つイメージだと思います。これらをスキンケアで予防、改善していくことが大切になります。シミやしわの原因の一つが紫外線によるダメージです。最近、新しく日焼け止めクリームを買いましたので、毎日欠かせない、日焼け止めクリームは1回に1g必要となる計算です。今回は、顔に塗るのに必要な量と有効成分の解説をお届けします。

日焼け止めクリームの機能

日焼け止めの機能を示す指標としては「SPF」と「PA」があります。これらは紫外線B波および紫外線A波をそれぞれ防ぐ効果があります。
紫外線にはUVB(紫外線B波)UVA(紫外線A波)があり、紫外光の中でもA波は波長が長く、B波、C波と波長が短くなります
UVBはいわゆる赤くなる日焼けを引き起こす原因であり、SPFの数値が高いほど防ぐ効果が高いということとなります。ちなみに50+は51より高いという意味です。
UVAシミやしわを引き起こす原因とされており、曇りの日やガラス越しでも肌へ影響してくる性質があります。これを防ぐ指標がPAであり、+が多いほど効果が高いということになります。シミやしわ等の肌の老化を予防には、UVA対策が重要となります。

使用中の日焼け止めクリーム

通常の外出時は☝を使用しています。
含まれている成分は以下です。紫外線散乱剤として酸化チタンと酸化すずが含まれています。ことからルチル型の酸化チタンが配合されているものと推察できます(詳細は後で解説)。

使用した感想

良い点:よく振って使うタイプではなく分離を気にしなくていい。クリームの粘度は高いが伸びやすい
悪い点:十分に広げないと白く色が残る場合がある

日焼け止めクリームの正しい使い方

今まで、あまり深く考えていなかったのですが、日焼け止めクリームはどの程度使用するのが適量なのか?よく見ると、以下のような記載がパッケージにありました。

1cm2あたり2mg使用したときにラベルに表示されているSPF:50+、PA:++++の機能が得られることを確認したとの記載があります。でも、そんなこと言われても自分の顔の面積が何cm2なのか?そんなのわかりませんよね。また、どの程度出したら何gなのか?もよくわかりませんよね。

顔の表面積

一般男性の顔の表面積:500~600cm2
一般女性の顔の表面積:400~500cm2
おおよその目安となります。顔の表面積の測定方法についてはいろいろありますが、そこまで正確に測定する必要はないと思います。おおよそ500cm2と思って間違えないですね。そうすると、必要な日焼け止めクリームの量は、
1cm2:2mg = 500cm2:1000mg=1g
となりますので、顔に塗る必要量は1gとなります。

1gの日焼け止めクリームの量

1gの日焼け止めクリームの量はどの程度なのか計量してみました。写真で見えにくいですがー(マイナス)1.0gとなっています。


手に出した量がこの量です。どう感じますか?
私は意外と多いように感じました。実際に、顔に塗って確認しましたが、かなりしっかり塗ったという感じでした。やはり、紫外線を防ぐにはしっかりと量を塗る必要があります。この商品はポンプタイプで、ポンプのワンプッシュでおおよそ1gの量が出てきます。このポンプの機能は非常に便利です。考えることなく顔に塗る1回分(1g)が出てきます
120gのパウチタイプなので、顔に塗るだけなら1日1回の塗布であれば120日分で約4か月分となりす。夏場は汗で流れるため、追加する必要がありますが、かなり長期間使え、パウチタイプなので残量がわかりやすいです。詰め替え用とのセットもあります。
この日焼け止めクリーム(紫外線散乱剤配合のもの)は以下のリンクのものと同じです。日常的に使用するのに最適です。普段、日焼け止めを使用していない方何を使ったらいいかわからない方は、冬でも油断せずに今すぐ、お試しください!紫外線による肌へのダメージ、老化の加速を防ぐ強い味方です!

日焼け止めクリームに含まれる有効成分

日焼け止めクリームには紫外線をカットするために「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」が含まれてます。一般的には「紫外線吸収剤」が化学的な化合物(ケミカル)であり、何となく肌へ悪影響があるようなイメージがありますが、一概にはそうというわけではないようです。化学系ではありますが、専門が無機化学系なので詳細については、こちらのリンクをご確認ください。ざっくりとしたイメージを以下にお伝えします。

紫外線吸収剤:紫外線が当たると、熱や赤外線などの波長に変換して(別の光に変えて)放出する成分
紫外線散乱剤:紫外線を散乱させ、反射することで肌への到達を防ぐ成分

双方を単品で比較すると紫外線吸収剤の方が防御力が高いようにも思いますが、照射量などによっても効果が変わることもあり、一長一短があるように感じます。個人的には無機化学系が専門ですので、紫外線散乱剤が入っているものをよく使っています。光散乱効果が高いため、クリーム自体は真っ白で、イメージですが、顔に塗ると色白になった感じがします。一方で、ランニングなどの長期で屋外の紫外線に曝されるようなときは、紫外線吸収剤が配合されているものを使用しています。

紫外線散乱剤

紫外線散乱剤には、酸化チタンもしくは酸化亜鉛が含まれています。酸化チタンの中でも結晶形により、アナターゼルチルの2種類がありますが、光散乱の効果としては、ルチルの方が高いです。しかし、日焼け止めクリームには酸化チタンとしか記載されていませんので、どちらが入っているかは成分表からは分かりません。ただし、ルチル型の酸化チタンを合成する際に、酸化すずを使用するため、成分に酸化すずが含まれている場合ルチル型の酸化チタンが含まれていると推察することができます。
日焼け止めクリームに含まれる紫外線カット剤については、こちらの以下のhpを参考にしました。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違いについて – ラ ロッシュ ポゼ【公式】
紫外線散乱剤の成分については、以下のhpを参考にしています。
酸化チタンの基本情報・配合目的・安全性 | 化粧品成分オンライン

まとめ

日焼け止めクリームを顔に塗る1回の必要量は1gです。思ったより量としては多く感じるかもしれませんが、しっかりと塗り、みんなで「小ぎれいなじいさん」目指して、スキンケアをしていきましょう!日焼け止めは外に出る数十分前に塗った方が良いようですので、早めに塗るようにしましょう!普段から日焼け止めクリームを使用していない方は、まず下のリンクから購入して、紫外線から肌を守りましょう!

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