はじめに
皆さんこんにちは!私は、40代後半の中年男性で、スキンケアを継続して肌質の改善に取り組んでいます。
今回は、TV番組「カズレーザーに学ぶ」で取り上げられていたAGEsについて調べましたので、その内容をお届けします。
私は、この番組が結構好きで、よく見ています。個人的にはお勧めの番組の1つです。
この番組のカズレーザーさんは、非常に知的で、専門家が説明した内容に対しても、的確で、魅力的なコメントをしており、非常に学びが多いです。まさに、「カズレーザーに学ぶ」に学ぶです。
美容、老化予防、睡眠などについてこの番組ではよく取り上げられている印象です。
ちなみに、今回のテーマのAGEsは、肌のくすみやシミの原因となる物質です。
この記事を読んで、AGEsの恐ろしさとその対策をしっかりと司会しておきましょう!
AGEとは?
AGE(終末糖化産物)は、体内で糖とタンパク質が結合して生成される物質で、老化や健康問題に関与しています。簡単に言うと、糖質とタンパク質が結合したもので、これが老化を進める原因となります。詳しい情報は、National Center for Biotechnology Information (NCBI)の資料を参考にしています。
AGEの生成過程
生成過程は以下の通りです:
- 初期段階:体内の糖とタンパク質が結合
- 後期段階:複雑な反応を経てAGEが形成
この過程は「メイラード反応」と呼ばれ、1912年に発見されました。詳細は、Journal of Clinical and Aesthetic Dermatologyに掲載されています。
AGEの蓄積と影響
AGEは体内で自然に生成されますが、高血糖状態の継続やAGEを多く含む食品の摂取で蓄積が加速します。蓄積されたAGEは以下の健康問題を引き起こします:
- シワの増加
- シミやくすみの進行
- 動脈硬化
- 腎機能の低下
- 糖尿病、骨粗鬆症、アルツハイマー型認知症との関連
これらの情報は、American Diabetes Association (ADA)の研究結果に基づいています。
AGEの生成と肌への影響
AGEは血液中で生成され、肌細胞に侵入し、コラーゲンやエラスチンと結合します。これにより、肌の弾力性が失われ、シミやくすみが増加します。詳細は、Dermatology Timesの記事を参照してください。
肌の代謝低下
AGEの蓄積により、肌細胞の代謝機能が低下し、古い角質や色素が肌表面に留まりやすくなります。これは、Harvard Medical Schoolの研究によっても確認されています。
炎症反応の誘発
蓄積したAGEは肌細胞に炎症を引き起こし、さらなる肌の老化を促進します。これについては、Mayo Clinicの資料も参考になります。
AGEsと肌のくすみ、シミとの関係
AGEはくすみやシミの主要な原因です。蓄積されたAGEが肌のターンオーバーを乱し、メラニン色素の排出が阻害されます。これについての詳細な研究は、The Journal of Investigative Dermatologyに掲載されています。
くすみの原因
- メラニン色素の沈着
- 肌の黄ばみ
- 炎症と血行不良
シミの原因
- メラニン生成の促進
- ターンオーバーの乱れ
- 酸化ストレスの増加
AGEを減少させる食事法
AGEの蓄積を防ぐための食事法を紹介します。これらの方法は、Harvard T.H. Chan School of Public Healthの資料を参考にしています。
食事の基本原則
- 低GI食品を中心に選ぶ
- 抗酸化物質を多く含む食品を取り入れる
- 調理方法を工夫する(高温調理を避ける)
- 食事の順序を意識する
具体的な食事例
朝食
- 全粒粉パンにアボカドとトマト
- ギリシャヨーグルトにベリー類とナッツ
- 緑茶
昼食
- サラダから始める
- 蒸し鶏または煮魚
- 玄米ご飯
- みそ汁
夕食
- 生野菜サラダから始める
- グリルした魚
- 蒸し野菜
- 雑穀米
- きのこ類のスープ
上記内容は、普段私が食事で気を付けているポイントと共通点が多く、自分がスキンケアのために実践していた食生活はAGEsを減少させるのに効果的で、継続すれば問題ないと感じました。
「カズレーザーに学ぶ」からの学び?
みなさんに紹介したいのは、「カズレーザーに学ぶ」で散々引き延ばして、番組の終わりで紹介されたAGEsを減少させる食材についてです。番組前半からチラチラと見せられた夢の食材はなんと「ヒシの実」。
ちなみに、ヒシの実は、ヒシ科ヒシ属の水生植物である菱の種子です。以下に菱の実の特徴や利用方法についてご紹介します。
菱の特徴
- 菱は池や沼、湖などの水辺に生息する一年草の水草です。
- 硬い皮に覆われた種子の中に白い果実があり、これが食用となります。
- 形状は尖った角を持つ特徴的な形で、忍者の武器「マキビシ」の元になったとも言われています。
旬と産地
- 旬は9月中旬から11月頃です。
- かつては全国の湖沼で見られましたが、現在は生息地が減少しています。
- 福岡県や佐賀県で栽培されているほか、福島県の猪苗代湖などでも自生しています。
味と食感
- 栗に似たほくほくとした食感で、ほんのり甘みがあります。
- 別名「ウォーターマロン」とも呼ばれ、芋や栗に似た味わいがあります。
調理方法と食べ方
- 下処理:
- 生では食べられないため、必ず加熱が必要です。
- アクが多いので、2時間以上(できれば一晩)水に浸してアク抜きをします。
- 調理:
- 水から茹でるのがポイントで、沸騰後10〜30分程度茹でます。
- 茹でた後、皮を剥いて食べます。
- 食べ方:
- 塩茹でしてそのまま食べる
- サラダのトッピング
- 炒め物や炊き込みご飯の具材
- 砂糖を加えて甘く味付け
- 塩を少々かけて食べる
その他の利用法
- 皮を乾燥させてお茶として利用されることもあります。
- 猪苗代湖では、水質汚濁の原因となっている菱を有効活用するため、殻ごと使用した「猪苗代湖産ひし茶」が商品化されています。
菱の実は栄養価も高く、薬膳の食材としても知られています。また、古くは漢方や薬としても活用されていたそうです。ただし、採取や調理に手間がかかるため、一般的にはあまり馴染みのない食材となっています。
「ヒシの実」って何?って感じでしたが、皮を乾燥させ、お茶として有効な成分を抽出できるとのこと。「ヒシ茶」なるものが存在しています。
ただし、同番組でも注意されていましたが、過剰摂取は逆効果ということで、一日100ml程度の摂取で十分とのこと。試してみたい気もしますが…皆さんはどう思いますか?
普段の食事、生活習慣でAGEが増えるような状態のであれば、試してみるのはいいかもしれません。調べてみるとAmazonでも早速「カズレーザーに学ぶ」で紹介されたお茶というのは販売されていましたので、下に広告リンクを張り付けております。
AGEの蓄積による肌質を一日100mLこのお茶を飲むだけで改善できる可能性を見出しているようです。
加齢に伴う肌のくすみ、シミが気になるようでしたら、先ずは気軽に試してみてはどうでしょうか?
あまり意識せずに、体へのAGEsの蓄積をおさえることができ、肌質が自然と改善しているかもしれません。
これは、かなり楽に実践できると思います。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は、「カズレーザーに学ぶ」で取り上げられていたAGEについて深堀してお届けしました。
AGEは堆積すると多くの悪影響を招くようですが、日々の食事や生活習慣を見直すことでターンオーバーを進め低減できます。
今一度、自らの食生活を見直してみるのも大切かもしれません。
糖質、脂質の摂りすぎ、脂質に関しては特に質のいい油を摂取することも重要になります。
楽に実践できそうなのは「ヒシ茶」を飲むですから、まずは、気楽に試してみるのもいいかもしれません。
みんなで原因をよく知り、健康な肌を目指しましょう!
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次回もお楽しみに!